チャットボット+の詳細な設定方法
チャットボット+とは、お客様のご要望に合わせて、アクションを実行するパーツを追加する事ができる機能です。
"アクション"とは、メッセージやスタンプの表示、ページ遷移、タグの追加などの各種機能を指します。
1.語句の定義
1-1.パーツ
チャットボットプラスの自動処理を行う単位です。
ルールとアクションを含みます。
1-2.ルール
チャットボットが起動する条件です。
1-3.アクション
ルールに一致したとき、チャットボットが行う内容です。
2.パーツ追加
(1) 管理画面右上の設定ボタンをクリックします。 
(2) 画面左「チャット」>「機能」>「チャットボット+β版」をクリックします。 
(3)「パーツ追加」ボタンをクリックします。 
(4)「パーツ名」欄に追加したいパーツの名前を、「概要」欄に追加したいサービスの概要を入力します。 
3.ルール設定
パーツが起動するルールを設定します。
ルールとは、追加するパーツのアクションを実行する条件です。
各項目のプルダウンからルールを選択します。

3-1.オンライン/オフライン
オンライン:チャットがオンラインの時、パーツのアクションが実行されます
オフライン:チャットがオフラインの時、パーツのアクションが実行されます
どちらでも:オンライン、オフラインに関わらずパーツのアクションが実行されます。
3-2.タイマー
時間指定なし:前項で指定したオンライン/オフラインの間、常に実行されます
ページを表示してから:お客様がページを表示してからx秒後に実行されます
サイトを表示してから:お客様がサイトに入ってからx秒後に実行されます。
お客様の最初の発言から:お客様の最初の発言のx秒後に実行されます。
お客様の最後の発言から:お客様の最後の発言のx秒後に実行されます。
担当者の最後の発言から:担当者様の最後の発言のx秒後に実行されます。
チャットボットの最後の発言から:お客様、担当者様関係なく、最後の発言のx秒後に実行されます。
特定ルールを実行してから:他の特定のルールを実行したx秒後に実行されます。
ページ離脱時:お客様がページを離脱する際に実行されます。
3-3.起動上限
パーツのアクションが実行される回数を設定できます。
例えばメッセージの起動上限を「1」に設定した場合、お客様が一度メッセージボックスを閉じると、他のルールを満たしても一定時間メッセージが表示されなくなります。
4.ルールの追加
上記「ルール設定」に加えて起動ルールを追加する事ができます。
(1)「ルールを追加」ボタンをクリックします。
(2) プルダウンからルールをクリックして選択します。 
訪問回数:お客様のサイトへの訪問回数で起動の判断をします。
URL:URLで起動の判断をします。
タイトル:タイトルで起動の判断をします。
担当者の発言回数:担当者の発言回数で起動の判断をします。
チャットボットの発言回数:チャットボットの発言回数で起動の判断をします。
お客様の発言回数:お客様の発言回数で起動の判断をします。
お客様の発言:お客様の発言内容で起動の判断をします。
お客様の発言不一致:お客様が発言したとき、どのルールにも当てはまらないときに該当します。
担当者の発言:担当者の発言内容で起動の判断をします。
チャットボットの発言:チャットボットの発言内容で起動の判断をします。
チャットのタグ:チャットのタグで起動の判断をします。
時間指定:起動する時間を指定します。
曜日指定:起動する曜日を指定します。
日付指定:起動する日付を指定します。
デバイス:お客様のデバイスの種類(iPhone、windowsなど)で起動の判断をします。
スコア:スコアで起動の判断をします。スコアとは、外部からAPIで設定する事ができるプロフィール上のデータのことです。
都道府県:お客様のいる都道府県で起動の判断をします。
IPアドレス:お客様のIPアドレスで起動の判断をします。
言語:お客様のデバイスの設定言語で起動を判断します。
ルームの状態:お客様の状態で起動の判断をします。
順番待ち:順番待ち(担当者の応対を待っている状態)のお客様に対して起動します。
同一タグの担当者の状態:指定タグ(「営業」、「エンジニア」など)のついた担当者の状態で起動の判断をします。
訪問者の属性:訪問者の属性で起動の判断をします。
5.アクション設定
ルールに一致したときに実行するアクションを設定します。
(1) プルダウンからアクションを選択します。 
(2)「アクションを追加」ボタンをクリックすると、複数アクションを追加できます。
アクションと、その内容は以下の通りです。
メッセージ:特定のメッセージを表示します。
メッセージ+選択肢:特定のメッセージとボタン(ステータス表示、外部リンクへの遷移、特定の担当者への転送など)を表示します。
メッセージ+選択肢を検索:メッセージと、登録されている選択肢を表示するためのボタンを表示します。
ページ遷移:特定のページへ遷移します。
スクリプト実行:特定のスクリプト(簡易プログラム)を実行します。
特定ルールを実行:次に実行されるチャットボットを予約します。
テキストフォーム:フォーム(テキスト、セレクト、ラジオボタン等)を表示する事ができます。
コンファーム:「はい」「いいえ」など二択のボタンを表示します。
スタンプ:特定の画像を表示します。
イメージマップ:イメージマップを追加する事ができます。
ランダムチャット:チャットの返答をランダムに設定できます。各メッセージの出現比率も自由に設定する事ができます。おみくじやクーポン配布などにお役立てください。
ステータス:各チャットの状態を「休止中」や「オフライン」など自由に変更する事ができます。
特定の担当者へ転送:特定の担当者(個人または特定のタグのついた担当者全員)へチャットを転送する事ができます。
担当者にタグを追加:担当者にタグを追加する事ができます。
訪問者にタグを追加:訪問者にタグを追加する事ができます。
訪問者に属性を追加:訪問者に属性(会社名、電話番号、サイト名、etc…)を追加する事ができます。
チャットにタグを追加:チャットにタグを追加する事ができます。
イベント発火:外部のアプリケーションにイベントを送信する事ができます。
6.テキストフォーム
チャットボット+では、「テキストフォーム」を作成できます。
本ページでは、アクションの設定方法をいくつか抜粋してご説明します。
6-1.テキストフォームのアクション一覧
属性:フォームに入力した内容が、訪問者の属性情報に反映されます。
タグ:フォームに入力した内容が、タグ情報に反映されます。
発言:フォームに入力した内容が、チャット履歴に反映されます。
postback:フォームに入力した内容が、特定のURLにPOSTされます。
postback(JSON):フォームに入力した内容が、特定のURLにJSON形式でPOSTされます。
チケット:フォームに入力した内容で、チケットが作成されます。
メール:フォームに入力した内容が、指定したメールアドレスへ送信されます
7.属性
以下の手順では、アクション「属性」の設定方法をご説明します。
(1) プルダウンからアクション「テキストフォーム」を選択します。 
(2) アクションのプルダウンから「属性」を選択します。 
(3)「フォーム要素を追加」をクリックします。 
(4)「テキストフォーム」をクリックし、各枠内に入力します。
※該当の項目を必須項目にしたい場合は「必須」にチェックします。

(5) 必要な項目の分フォームを追加し、各枠内に入力します。

(6)「更新」ボタンをクリックします。 
■サイトに表示されるテキストフォーム

■更新された訪問者画面

8.タグ
(1) プルダウンからアクション「テキストフォーム」を選択します。 
(2) アクションのプルダウンから「タグ」を選択します。 
(3)「フォーム要素を追加」をクリックします。 
(4)「セレクトボックス」をクリックし、各枠内に入力します。
※該当の項目を必須項目にしたい場合は「必須」にチェックします。

(5)「更新」ボタンをクリックします。 
■サイトに表示されるテキストフォーム
■更新された訪問者画面

9.postback(JSON)
以下の手順では、アクション「postback(JSON)」の設定方法をご説明します。
(1) プルダウンからアクション「テキストフォーム」を選択します。 
(2) アクションのプルダウンから「postback(JSON)」を選択します。 
(3) 送信先URL枠内に、JSON形式のデータを送信したいURLを入力します。 

(4)「更新」ボタンをクリックします。 
10.チケット
以下の手順では、アクション「チケット」の設定方法をご説明します。
(1) プルダウンからアクション「テキストフォーム」を選択します。 
(2) アクションのプルダウンから「チケット」を選択します。 
(3) 枠内にチケットの件名を入力し、必要箇所にチェックします。 
※お客様にメールを送信しない場合は「訪問者に確認メールを送信しない」にチェックします。

「訪問者属性を更新する」にチェックすると、テキストフォームに入力された内容で訪問者情報を更新できます。

(4)「フォーム要素を追加」をクリックします。 
(5)「テキストフォーム」をクリックし、各枠内に入力します。
※該当の項目を必須項目にしたい場合は「必須」にチェックします。


(6) 必要な項目の分フォームを追加し、各枠内に入力します。 
(7)「更新」ボタンをクリックします。 
■サイトに表示されるテキストフォーム

■お客様に送信されるメール

■担当者に送信されるメール

■作成されたチケット

11.メール
以下の手順では、アクション「メール」の設定方法をご説明します。
(1) プルダウンからアクション「テキストフォーム」を選択します。 
(2) アクションのプルダウンから「メール」を選択します。 
(3) 枠内にメールの件名を入力し、必要箇所にチェックします。 
※お客様にメールを送信しない場合は「訪問者に確認メールを送信しない」にチェックします。

(4)「フォーム要素を追加」をクリックします。 
(5)「テキストフォーム」をクリックし、各枠内に入力します。
※該当の項目を必須項目にしたい場合は「必須」にチェックします。

「テキストフォーム」横の枠は、お客様と担当者に送信されるメールの本文に反映されます。 
(6) 必要な項目の分フォームを追加し、各枠内に入力します。 
(7)「更新」ボタンをクリックします。 
■サイトに表示されるテキストフォーム

■お客様に送信されるメール

■担当者に送信されるメール

12.追加可能なフォーム一覧
■テキストフォーム
テキストフォームを表示できます。
■テキストエリア
テキストエリアを表示できます。
■セレクトボックス
セレクトボックスを表示できます。
■ラジオボタン
ラジオボタンを表示できます。
■チェックボックス
チェックボックスを表示できます。
■テキスト
テキストを表示できます。
■ファイル
ファイル送信フォームを表示できます。 